院長紹介
ごあいさつ
私は、大学病院および関連の国公立病院などで22年間にわたり、最前線の臨床や教育の現場に携わってまいりました。地域医療に貢献していた父の背を追って医師を志したころの初心に立ち返ってみますと、地域に根ざした小規模のクリニックこそが、患者さん目線で向き合え、「小回りの利く」ホスピタリティを発揮できる場であろうとの確信が強まり、この地に開業の決意をいたしました。
痛みから解き放たれて元気になりたい患者さん、痛みのためにやりたいスポーツを諦めている患者さん、「老化現象なので仕方がない」や「原因は不明です」という言葉だけで我慢を強いられてきた患者さんにはもちろん、スタッフとの会話や「お大事にどうぞ!」の笑顔が楽しみでついクリニックに足を運んでしまうような、「街のかかりつけ医」になれればこれ以上の喜びはありません。どうぞ宜しくお願いいたします。
医療法人社団 秀慈会
リバーシティすずき整形外科
理事長・院長 鈴木秀彦
院長の略歴
1966年千葉県生まれ。鈴木整形外科(千葉県鎌ケ谷市)で地域医療に貢献する父の背中を見ながら、千代田区立番町小学校、私立開成中学・高校を経て、東京慈恵会医科大学へ。
卒業後、附属病院研修中は中央区入船に居住。整形外科学講座へ入局後、多くの素晴らしき師や仲間と出会い、同大伝統の整形外科学を基礎から学ぶ。
2002-2003年には慈恵医大晴海トリトンクリニック(中央区晴海)の整形外科オープニングスタッフとして週1回、晴海・勝どき地区の地域医療に従事。その後、膝関節専門班の一員として附属病院や関連病院で様々な膝関節外科手術や膝関節専門外来に携わる一方で、米国留学中に目の当たりにした臨床教育方法を糸口に、医学生・研修医教育にも注力。一般外来や出張病院では、高齢者の変性疾患から小児のスポーツ障害まで、膝関節に限らず幅広い領域にわたり「手術に頼らない、治癒力を引き出す治療法」を模索。
22年間の大学での臨床経験を足掛かりに、よき「街のかかりつけ医」を目指して、2015年5月1日、整形外科医人生を「再起動」。
職歴
1993年 | 東京慈恵会医科大学 医学部医学科卒業 |
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1993年 | 東京慈恵会医科大学附属病院 整形外科研修医 |
1995年 | 東京慈恵会医科大学 整形外科学講座 |
1996年 | 国立療養所東宇都宮病院(現:国立病院機構宇都宮病院) 整形外科 |
2000年 | 東京慈恵会医科大学附属病院 整形外科 |
2003年 | 米国テネシー州 Campbell Clinic 留学 |
2004年 | 東京都職員共済組合青山病院 整形外科 医長 |
2006年 | 国立病院機構西埼玉中央病院 整形外科 医長 |
2009年 | 東京慈恵会医科大学附属病院 整形外科 |
2010年4月~2015年3月 | 東京慈恵会医科大学 整形外科学講座 医局長 |
2015年5月 | リバーシティすずき整形外科 開院 |
スポーツ歴
小学時代 | 軟式野球、陸上(短距離、マラソン)、水泳(競泳) |
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中高時代 | 水泳(日本泳法、競泳)、マラソン |
大学時代 | 準硬式野球、水泳(日本泳法:水府流太田派、開成学園 水泳指導員、日本赤十字社 水上安全法救助員)、スキューバダイビング |
現在 | 軟式野球、水泳(日本泳法:水府流太田派 教士、開成学園 水泳指導員・水泳学校医) |
学会認定資格等
- 日本専門医機構認定 整形外科専門医(16-114134号)
- 日本整形外科学会認定 スポーツ医(第5991号)
- 日本整形外科学会認定 リウマチ医(第4876号)
- 日本整形外科学会認定 脊椎脊髄病医(第3324号)
- 日本整形外科学会認定 運動器リハビリテーション医(第2235号)
- 日本スポーツ協会公認 スポーツドクター(第0367851号)
- 日本医師会認定 産業医(9806486号)
- 身体障害者福祉法第15条指定医
- 難病指定医
- 厚生労働省 義肢装具等適合判定医
- 厚生労働省 臨床研修指導医
- 日本整形外科学会 研修指導医
掲載記事
膝関節との関わり
東京慈恵会医科大学整形外科では、臨床研究班として丸毛啓史教授直属の膝関節班に所属し、附属病院(本院)や関連病院の国立療養所東宇都宮病院 、都職青山病院、国立病院機構西埼玉中央病院、東急病院等で、様々な膝関節手術(人工膝関節置換術、前十字靱帯再建術、膝関節鏡視下手術ほか)や膝関節専門外来、一般整形外科診療に携わってまいりました。
大学在職後期の医局長在任中は、本業の臨床医療や医学生・研修医教育の傍ら、医局マネージメントに明け暮れる毎日でしたが、その時期に分担執筆した膝関節関連の書籍を紹介します(右写真)。
上段の書籍から順に、「膝痛の身体所見のとり方>中高年齢期膝痛の身体診察」、「運動器の症候とアセスメント>膝関節部の痛み」、「膝関節・下腿>脛骨顆間隆起骨折」、「変形性関節症、リウマチ膝の手術>滑膜切除術>鏡視下滑膜切除術」の項目を執筆しております。膝関節疾患の診療に関しましては、大学の膝関節専門外来や慈恵医大晴海トリトンクリニックと連携しながら、小規模ながらも専門性の高い診断と的確な保存治療が受けられるクリニックを目指します。手術の適応となる場合は、医療連携を駆使して迅速な紹介をさせていただきます。
非常勤医師紹介
伊藤幹人(金曜午後)
聖路加国際病院 整形外科 副医長 (慈恵医大卒)
- 日本整形外科学会認定整形外科専門医
- 日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医
- 日本整形外科学会認定脊椎内視鏡下手術・技術認定医(2種・後方)
- 日本脊椎脊髄病学会認定脊椎脊髄外科指導医
- 専門:脊椎外科
小澤美貴(火曜午後)慈恵医大整形外科
- 日本整形外科学会整形外科専門医
- 日本整形外科学会認定スポーツ医
- 日本スポーツ協会公認スポーツドクター
- 専門:膝関節外科、スポーツ整形外科
銭谷麻美(月曜午後・火曜午前)慈恵医大整形外科
- 日本整形外科学会整形外科専門医
- 日本整形外科学会認定スポーツ医
- 日本スポーツ協会公認スポーツドクター
- 専門:整形外科一般、スポーツ整形外科
羽山哲生(月曜午前)慈恵医大整形外科 講師
- 日本整形外科学会整形外科専門医
- 専門:股関節外科
嘉山智大(金曜午前)慈恵医大整形外科 講師
- 日本整形外科学会学会整形外科専門医
- 専門:膝関節外科
磯谷綾子(水曜午前)慈恵医大整形外科
- 日本整形外科学会整形外科専門医
- 日本整形外科学会認定運動器リハビリテーション医
- 専門:整形外科一般、足外科、リハビリテーション
加藤壮紀(土曜不定期)慈恵医大整形外科准教授
- 日本整形外科学会整形外科専門医
- 専門:肩関節外科
木村正(水曜午後)慈恵医大整形外科講師
- 日本整形外科学会整形外科専門医
- 日本整形外科学会認定スポーツ医
- 日本整形外科学会認定運動器リハビリテーション医
- 日本スポーツ協会公認スポーツドクター
- 専門:足外科、スポーツ整形外科
その他、交代制非常勤医(土曜)(慈恵医大整形外科)登録医26名
顧問・事務長紹介
顧問 鈴木 弘祐
鈴木弘祐
Hirosuke Suzuki
- 日本大学医学部卒、昭和40年千葉大学整形外科教室入局。
- 千葉労災病院整形外科勤務を経て、昭和52年より鈴木整形外科(千葉県鎌ケ谷市)を開業、現在に至る。
- 千葉県医師会顧問
- 千葉県医師国民健康保険組合 元理事長
- 日本整形外科学会整形外科専門医
- 日本東洋医学会漢方専門医
- 日本プライマリ・ケア連合学会認定医
- 日本医師会認定産業医
昭和50年頃から中国医学に興味を覚え、医師針灸研究会に入会、中国と交流をもちつつ中医鍼灸を学び、以来、西洋医学を基礎に東洋医学(鍼治療・漢方治療)を併用する中西医結合医療を実践中。現在では整形外科専門医のみならずプライマリ・ケア医として、日常的な疾患に関しては診療科を問わず相談に乗る「かかりつけ医」として鎌ケ谷市にて地域医療に従事している。当院では、顧問として水曜日午後(15:30-18:00)鍼診療を主に外来を担当する。長年にわたり、混合診療禁止に留意した医療の実践に腐心。
事務長 鈴木 真由美
- 慈恵看護専門学校・千葉大学医学部附属助産師学校・
早稲田大学人間科学部健康福祉科学科卒 - 看護師・助産師
- 日本抗加齢医学会認定指導士
- 日本禁煙科学会認定禁煙支援士
- NHPメディカルサプリメントアドバイザー
- 日本骨粗鬆症学会認定骨粗鬆症マネージャー
リハビリテーション部
部長・理学療法士長 上林 和磨
リハビリテーション部、学術・研究部門を牽引する新進気鋭の若きチームリーダー。
エビデンスに基づいた科学的なリハビリテーションで即時的効果はもちろん、長期的効果を目指す、当院きっての理論派セラピスト。
出身
- 岩手県 埼玉医科大学大学院
所属学会
- 日本理学療法士協会
- 日本徒手理学療法学会
- 日本整形外科スポーツ医学会
- 日本臨床スポーツ医学会
主な業績
筆頭論文
- Characteristics of trunk and lower limb alignment at maximum reach during the Star Excursion Balance Test in subjects with increased knee valgus during jump landing. PLoS One. 2019
- Immediate changes in chest mobility and trunk muscle activity during pelvic tilt following different trunk muscle exercises. J Back Musculoskelet Rehabil. 2021
共著論文
- 異なる頚部及び上肢の位置がDraw-in時の腹部筋活動や筋厚に及ぼす影響. 整スポ会誌. 2020
学会発表(筆頭演者)
- Star Excursion Balance Testにおける脊柱・下肢バイオメカニクスの性差. 第25回日本臨床スポーツ医学会学術集会, 千葉, 2014.
- 人工股関節全置換術の術前評価を用いた退院および転院の予測について. 第51回日本理学療法学術集会, 札幌, 2016.
- Alignment of Trunk and Lower Limbs during Star Excursion Balance Test might be useful to categorize ACL injury risk. The 21st Annual Congress of the European College of Sports Medicine, Vienna, 2016
- 人工膝関節全置換術症例における術前の生活空間の違いが術後の身体機能・QOLに及ぼす影響. 第52回日本理学療法学術集会, 幕張, 2017.
- Alignment of trunk and lower extremity during Star Excursion Balance Test might be useful for evaluation of ACL injury risk. The 22nd annual Congress of the European College of Sports Medicine, Essen, 2017.
- Immediate changes in chest and pelvic kinematics after different trunk muscle exercise. The 22nd International Society of Electrophysiology and Kinesiology Congress, Dublin, 2018.
- 異なる体幹筋エクササイズが胸郭および骨盤のキネマティクスに及ぼす即時的変化. 第44回日本整形外科スポーツ医学会学術集会, 徳島, 2018.
- 異なる体幹筋エクササイズが胸郭可動性および体幹筋活動に及ぼす即時効果. 第13回埼玉アスレチィック・リハビリテーション研究会, 埼玉, 2018.
- Immediate changes in chest mobility and trunk muscle activity following trunk muscle exercise. The 46th International Society for the Study of the Lumber Spine Annual Meeting. Kyoto. 2019.
- (シンポジウム) 筋電図を用いた殿筋群の線維別機能的特徴. 第73回日本人類学会学術集会, 佐賀, 2019.
- 異なる股関節肢位における股関節外転運動時の小殿筋活動様式. 第30回臨床スポーツ医学会学術集会, 横浜, 2019.
- Electromyographic activities in trunk and deep hip muscles including the gluteus minimus and piriformis during different types of the quadruped exercises. International Society of Electrophysiology and Kinesiology XXIII (23rd) Virtual Congress, 2020.
- 股関節回旋運動時の股関節深部筋活動. 第47回日本股関節学会学術集会, 2020.
副部長・理学療法士 与儀 恒平
- 国際徒手理学療法士
- 日本理学療法士協会認定理学療法士(徒手)
- シュロスセラピスト
出身
- 東京都中央区 首都大学東京(現:東京都立大学)
職歴
- サラゴサ大学大学院 徒手理学療法コース,Course Master(2017-2019)
- 修士論文:Effectiveness of intervention using nerve mobilization for patients undergoing lumbar surgery in the acute phase (Asian Confederation of Orthopaedic Manipulative Physical Therapy Congress 2019 Tokyo)
- 国際徒手理学療法士(Orthopaedic Manipulative Physical Therapist, 2019-)
- 側弯症に対する認定理学療法士(International Schroth-3D Scoliosis Therapy, シュロスセラピスト,2019-)
- 神経系に対する理学療法(Neurodynamic Solutions, 2017,18,19)
- 日本理学療法士協会 認定理学療法士(徒手理学療法 2020-)
- Universidad de Zaragoza, Master en Fisioterapia Manual Ortop?dica
- サラゴサ大学 大学院 修士課程(course) 整形徒手理学療法コース
- Universitat Internacional de Catalunya, Master Universitario en Fisioterapia Manual Ortop?dica - oficial
- カタルーニャ国際大学 大学院 修士課程Official Master(2022-2023)整形徒手理学療法コース
- 東京都立大学大学院非常勤講師(2019-現在)
理学療法士 藤丸 歩美
- 日本理学療法士協会認定理学療法士(スポーツ理学療法)
- 全米ヨガアライアンス認定(RYT200)ヨガインストラクター
- 中学校・高等学校教諭1種(保健体育)
- 小学校教諭1種
- ロコモコーディネーター
理学療法士 高木 菜波
- 介護予防推進リーダー
- 地域ケア会議推進リーダー
理学療法士 岡本 翔也
理学療法士 倉員 秀翔
- 介護予防推進リーダー
- 地域包括ケア推進リーダー
- IPNF Basic Course修了
理学療法士 青木 裕也
- ロコモコーディネーター
理学療法士 坂本 麻結
理学療法士 林 明美
理学療法士 木村 亜美
理学療法士 稚田 快人
理学療法士 小林 祐太
理学療法士 高橋 一輝
- Core Power Yoga CPY Basic Course 修了
- 福祉住環境コーディネーター2級
- NOI Explain Pain 修了
- 赤十字救急法救急員
理学療法士 鈴木 みなみ
柔道整復師 平間 隆行
- 日本運動器科学会認定運動器リハビリテーションセラピスト
- 介護福祉士
- 認知症ケア指導管理士
- リハビリテーション部 常勤・準常勤スタッフ 17名
-
理学療法士 15名
柔道整復師 1名
(日本運動器科学会認定運動器リハビリテーションセラピスト)リハビリテーションスタッフ 2名
- リハビリテーション部 非常勤スタッフ 3名
-
理学療法士2名
あん摩マッサージ指圧師 1名
診療部
診療部 常勤・準常勤スタッフ5名
看護師 3名
診療放射線技師 1名
診療アシスタントスタッフ 1名
医療事務部
医療事務 常勤スタッフ 6名